東海汽船は小笠原海運を子会社化することを決定し、日本郵船から株式1%を取得し、持ち株比率を51%に引き上げた。小笠原海運は東京~小笠原諸島父島間を運航しており、東海汽船は伊豆七島の航路を手がけているため、相乗効果を期待している。取得価額は約2639万円で、取得予定日は2021年5月21日。M&Aアドバイザーとしては、東海汽船の戦略に合致する買収であると評価できる。